公益社団法人日本技術士会は、技術士制度の普及、啓発を図ることを目的とし、技術士法により明示された我が国で唯一の技術士による公益法人です。
1951年(昭和26年)に設立され、2021年(令和3年)に創立70周年を迎えました。
「技術士」とは、技術士法第2条で定められた国家資格で、「技術士の名称を用いて、科学技術に関する高等の専門的能力を必要とする事項についての計画、研究、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者」を指します。
日本の科学技術における最高位の国家資格と言えます。
産業経済、社会生活等の科学技術に関するほぼ全ての分野(21の技術部門)をカバーし、先進的な活動から身近な生活にまで関わっています。
APECエンジニア相互承認プロジェクトに基づき、APEC諸国において有能な技術者が国境を越えて自由に活動できるようにするための制度で認証されたエンジニア制度です。
日本、オーストラリア、カナダ、中国香港、韓国、マレーシア、ニュージーランド、インドネシア、フィリピン、米国、シンガポール、チャイニーズ・タイペイ、ロシア、ペルーの14エコノミーが参加しています。
技術士は一級建築士ともに、APECエンジニアの登録対象となっています。
国際エンジニア協定(International Professional Engineer Agreement:以下IPEA)に加盟している各エコノミーの技術者団体は、加盟エコノミー間で合意された一定の基準を満たす技術者を各において国際エンジニア登録簿に登録を行うこととしています。これによ登録された登録された技術士をIPEA国際エンジニア、わが国ではその英文称号をIntPE(jp)と呼びます。IntPEは学歴要件、実務経験などについて国際的に一定の要件を定め、その要件以上にあると認められる技術者に対して与えられる世界各国共通の称号です。
平成12年4月26日の技術士法一部改正、平成13年4月1日の技術士法施行に基づいて、技術士が職業倫理を備えることを求めると同時に、技術士資質の一層の向上を図るため、資格取得後の研鑚が責務とされています。
平成13年4月1日より技術士CPD(Continuing Professional Development)がスタートしました。
公益社団法人日本技術士会 九州本部 鹿児島県支部
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